2014/05/10看護の日・看護週間
平成26年度「看護の日のつどい」ふれあい看護体験発表・AEDと救急蘇生の実演
ふれあい看護体験発表
今年は卒後2年目の看護師 三本松さんと、専光寺さんに、高校生時代に参加した「ふれあい看護体験」での学びについて発表して頂きました。
三本松さんは、リハビリテーション病院での看護体験について発表されました。
「たくさんの患者さんと関わってお手伝いをしよう!」と、はりきって参加したけれど、何でも手伝えばいいというものではなく、患者さんが自宅に戻られて自力で生活が出来る事を目標にサポートする事が看護である、という事を先輩看護師より学び、今もその事を念頭に患者の心理状態も捉えながら、日々の看護活動に役立てている、と発表されました。
専光寺さんは、幼い頃から助産師として働く母親の姿をみて育ち、お母さんみたいな看護師になろうと、母親の働く総合病院で看護体験をされたそうです。
「看護師は点滴や注射をして病気の管理などの仕事をしている」と思っていたら、足浴や手浴体験を通して、ケアにより患者さんの入院生活を快適にしてあげる事も大事なこと。そして、看護師は患者さんにとって一番身近な存在であり、患者さんの立場に立ち、入院生活をサポートしていくことも看護であることを学んだ、と発表されました。
聴講している高校生や看護学生に、今以上に看護に興味や関心を持ってもらえるよう、看護体験への参加を呼びかけ、エールを送っていた姿に、看護師になったことへの誇りと自信が伺われました。お二人とも、ふれあい看護体験での学びが看護師になりたいという動機づけとなり、看護師になられた現在も、常に初心に戻り努力されておられる姿がとても初々しく、これからの看護を担ってくれると確信致しました。
実演『AEDと救急蘇生』~医師が歌にのせて楽しく覚え易く実演~
今年も、飯塚病院の中松先生を中心とした医師グループにより、AEDと救急蘇生の実演が行われました。
意識確認から心肺蘇生、AEDの使い方を、とても軽快なボイスパーカッションにのせて、会場は盛り上がり大声援の中、充実した時間を過ごす事ができました!
(広報出版委員 竹内)