2025/09/03委員会活動 NEW
【看護の進路・進学支援委員会企画】看護基礎教育と臨床をつなぐ情報交換会を開催しました
テーマ:学生と若手看護職*の特徴を理解し、共に育成するためのヒントを得る
~基礎教育と臨床をつなぐ~ *新卒3年目以内
今年度は、8月19日(火)に開催し、79名(看護師等養成所:12名 医療施設:67名)の方が参加されました。
3年目以内の看護職を対象とし、置かれている現状や課題、Z世代の特徴を踏まえた支援など、看護師等学校養成所側、病院側がどのような取り組みを行えばよいかについて語り合いました。
プログラム
2.情報交換会の趣旨説明 看護の進路・進学支援委員会 委員長 原﨑礼子(久留米大学医療センター)
3.事例提供
看護師等学校養成所側:臨床判断能力を高める教育の取り組みについて
福岡県立大学看護学部看護学科 講師 宮本いずみ先生
病院側:「気づく力」を引き出す支援について
久留米大学医療センター 看護部長 原﨑礼子さん
Z世代の特徴を知り、その世代の学生や若手看護職をどのように育てていけばよいのか、
看護師等学校養成所側の学生教育と病院側の若手看護職の教育の現状と課題を共有し、
今後の育成方法のヒントを得る
5.各グループの発表
6.総括 看護の進路・進学支援委員会 委員長 原﨑礼子(久留米大学医療センター)
7.挨拶 看護の進路・進学支援委員会 担当理事 杉浦絹子(西南女学院大学)
情報交換会の様子
濱田会長 挨拶
事例提供① 宮本 いずみ先生
事例提供② 原﨑礼子さん
グループワークの様子①
グループワークの様子②
グループ発表の様子
受講者の感想
- 教える側(指導者)の暗黙知を言語化し形式知にする概念化能力の育成というアイデア、すごくいいと思いました。
- ベテランナースが模範となり、新人の暗黙知を刺激して気づく力を育てる体制づくりが必要と考え、今後ベテランナースに対する世代の特徴を知る研修を検討したい。
- 養成所で行われている教育方法(動画視聴や音の聴取・提出書類は電子で行うなど)を知り、新人研修や学生指導に取り入れ、ギャップなどの障害を軽減していく必要性があると感じた。
- PNP(ポジティブ・ネガティブ・ポジティブ)を活用したフィードバックを行っていきたい。
- コーチングの研修や事例共有など自部署で取り組んでみようと思った。スタッフのいいところを見つけていこうと思います。
- 教育する側の共通理解や考え方を変えて、今の世代と関わることが大切なんだとあらためて気づかされました。
- 指導者と教員の情報共有の機会を多く設けることで、現状把握や指導の方向性が定まり、より良い指導へつながると感じた。また、精神疾患や学習障害をもつ学生への指導は、指導者も不安を抱く現状にあり、教員とより密に協力し合う必要があると感じた。
報告書について
今年度も3月末までに作成する予定にしております。
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