2025/01/10在宅支援 NEW

12/20 福岡県訪問看護師養成講習会「管理期」情報交換会を開催しました

~訪問看護事業所のICT化について「うまくいってる?いってない?ICT活用のあれこれ」~

今年度から訪問看護ステーションにおいて、医療保険利用者についてはオンライン資格確認・オンライン請求の導入が始まり、
DX加算も新たに追加されています。DXについての理解や医療の効率化、多職種との連携など、ICTの活用について理解を深めることを目的として、交流会を行いました。

 

情報交換会の様子

  • 在宅支援・訪問看護委員会 須佐理事の開会挨拶

  • 在宅支援・訪問看護委員会 委員長の講義 

    •  
  •  
  •  
  • グループ討議の様子

  • グループ討議発表の様子

     

 在宅支援・訪問看護委員長 レスピケアナース山田氏からは「DX化の国の流れやICT加算について」、
ウィル訪問看護ステーション落合氏からは「職員研修・他職種とのコンサルテーション・ICTツールの運用・ICTツール運用の定着方法」など、事例を踏まえた講義がありました。
 講義のあと、各施設でのICT導入や活用方法の実態、活用に関する課題などをグループで話し合い発表しました。
 <発表内容>
 ・
LINEWORKSやカナミックなど、ツールごとで使い分けて、共有している。
 ・ケアマネとのやり取りは、今だに電話やFAXで行っている現状がある。ICTを活用できるようにするよい方法があるだろうか。
 ・スケジュール管理は、電子化のみだと突然の予定変更があった場合に利用が困難なこともある。いいツールがないか。
 
などの意見が出ており、ICT導入については、各施設ごとに差があることがわかりました。また、他施設のICTツールの活用状況を知ることができ、よい情報交換の場となりました。

 

受講後の感想

・他事業所や主治医との情報交換や、スタッフ募集、スタッフ教育にもICTを有効に使っていくことを学べました。
・ICTを上手く活用して業務に活かしていきたい。
・ラインワークスから使ってみる予定です。

 

まとめ

管理者は時代の流れに乗れるよう情報収集していく必要があります。
色々なDXツールがありますが、スタッフ間や関連機関で情報共有し、取り組んでいく試みを行うことが必須です。
今は医師やスタッフがDX化に難色を示しても、今後は世代交代などしていく中で当たり前のことになっていくでしょう。

一覧へ戻る