2019/11/12災害支援
災害支援ナース派遣のための机上訓練を実施しました!
近年、台風や地震による災害は大規模で甚大な被害をもたらし、住民の安全で健康な生活に支障をきたす事態が発生しています。
日本看護協会及び福岡県をはじめとした都道府県看護協会では、発災時に関係機関からの要請を受けて、被災地での看護支援活動を行う「災害支援ナース」を派遣しています。このため、発災時円滑に災害支援ナースを派遣できるよう、日本看護協会と都道府県看護協会が共同して、実際の災害を想定した訓練を毎年実施しています。
今年の訓練では初の試みとして、災害支援ナースが所属する全施設(114施設290名:2019年10月時点)にご協力いただき、発災から災害支援ナースを派遣するまでの調整を机上訓練として実施しました。訓練では104施設から回答をいただき、派遣可能な施設は91施設169名でした。
また、当協会の災害看護支援要綱に定められた災害支援協力員への情報発信や協会WEBサイトのお知らせを使って、皆様への周知活動にも取り組みました。
今回の訓練を通して、協会内部の災害時における看護支援体制を振り返る良い機会になりました。今後は、ご協力いただいた皆様を対象にアンケートを実施し、さらなる体制整備に取り組んでまいりたいと思っています。
お忙しいなか、本訓練にご協力いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
今後とも、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。