2024/01/23新人看護職員研修
新人看護職員教育体制に関する調査のご報告
新人看護職員研修運営委員会では、令和4年度に福岡県の病院施設(当時453施設)の看護管理者と2年目看護職員を対象に新人看護職員教育体制に関する実態調査を行いました。
アンケート調査にご協力いただきました方々へは、深く感謝申し上げます。
この度、第23回福岡県看護学会の委員会報告の中で、実態調査の結果をご報告いたしました。
実態調査では、県内の病院施設の教育体制の整備状況や新人教育に関する困りごと、新人が感じている様々な思いが明らかとなり、福岡県看護協会ができる支援として、下記の4点への示唆が得られました。
1)指導者対象研修において教育評価の視点や新人の教育支援に対するニーズも含めた内容への強化
2)みんなで育てる組織風土づくりに向けた指導者層への研修・指導者育成する側の研修企画
3)2年目以降の学習支援の検討
4)教育体制整備の支援として新人看護職員研修アドバイザー派遣事業の推進
※第23回福岡県看護学会 委員会報告資料➡コチラから
新人看護職員研修運営委員会では、新人看護職員およびそれを支える看護管理者をどのように支援することができるか、今後もニーズを把握しながら研修企画・運営に取り組んで参ります。
尚、『新人看護職職員教育体制に関する実態調査から見えてきたこと』として、日本看護協会機関誌「看護」2月号へ関連記事を掲載していただくことになりました。是非ご覧ください。