2017/11/27医療安全推進委員会活動

医療安全管理者養成研修 集合研修第2回目開催

本会では、医療安全管理者養成研修を「e-learning」と「集合研修」の形式で開催しています。
今年度、第2回目の集合研修は、10月8日に名古屋大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部の寺井峰子先生をお迎えし、「インシデント・アクシデント事例のRCA(Root Cause Analysis)実践」というテーマでご講演いただきました。

 
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午前は“RCAとは何か?”出来事流れ図作成から評価までの一連の流れについて講義していただき、午後は最初にアイスブレイクで受講者の緊張感を解し、その後医療事故情報収集等事業報告書からの2事例についてグループワーク(RCA分析)に取り組み、事例分析の意義と方法について知識・技術を深めることが出来ました。

研修内容 参加者:104名

講義

  1. e-ラーニングの振り返り
  2. できごと流れ図の作成
  3. なぜなぜ分析の実施、根本原因の抽出、決定
  4. 対策立案から評価

グループワーク

  • 輸血事例2事例についてRCA分析
  • 出来事流れ図作成・問題点の抽出・なぜなぜ分析・対策立案 発表
 
 

集合研修後のアンケート結果(回答率100%)

<受講者より>
グループワークで分かりやすい内容であった。
グループワークは効果的であった。
慣れなくて最初は難しく感じたが、グループワークを行う事で理解を深めることができた。
前回と同じメンバーでのグループワークだったので、スムーズに意見を出し合うことが出来た。
<受講者より>
事例を挙げて具体的に実践できたので、明日から実践に活かしていきたいと思う。(部署で可視化し、共有化していく)
理解するのに少し時間を要したが、分析方法のひとつとして知ることができ、現場で活かせると思う。
RCAは現時点では取り入れていないが、問題点が具体的に分かり対策が実行しやすいと思う。
現場で取り入れていきたいと思う。
 
<受講者より>
e-ラーニングを活用したカリキュラムはとても良かった。
他病院の方の意見を聞くことができたので良かった。
他の病院の人と交流、情報交換ができた

 


次回の医療安全研修は、医療安全研修/交流会(リスクマネージャースキルアップ研修会)テーマ「医療訴訟と看護記録」で、平成30年2月16日(金)開催予定です。

平成30年度 医療安全管理者養成は、6月から開催予定!!
※詳しくは次年度の教育研修計画にてご案内いたします。

 

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