2018/08/06医療安全推進委員会活動
医療安全管理者研修 集合研修KYTを開催しました
福岡県看護協会では、医療安全管理者に必要な知識・技術・態度を習得することを目的として、医療安全研修(医療安全管理者養成研修)を開催しています。
「e-ラーニング」と「集合研修」の開催は、今年で5年目となりました。
自宅や職場でできるe-ラーニングは自分のリズムで受講でき、2回の集合研修(危険予知訓練と根本原因分析)ではグループワークを通して、他施設の方とネットワークづくりができると好評で今年度は、107名が受講中です。
平成30年7月10日(火)医療安全管理者養成研修(第1回目)集合研修
医療におけるリスクマネージメントとして「今なぜ、医療KYTなのか」「ノンテクニカルスキルとは」など認知能力と対人能力や医療安全技術を学び、様々なKYT技法を演習・グループワーク・ロールプレイで楽しく学ぶことが出来ました。
KYT導入ポイントも教わり、施設導入へ繋がる内容の研修でした。
テーマ | 「実践!KYT ~ノンテクニカルスキルを学ぼう!~」 | |
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講師 | 細川香代子 先生 〔セコム医療システム株式会社 看護師特定行為研修センター長〕 |
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受講者 | 105名 |
集合研修後のアンケート結果(回答率100%)
内容を理解し、各施設にて活用できる研修だったと好評いただきました。
意見・感想
- 参加型の研修で楽しく学べた。理解でき頭に入りやすかった。大変有意義だった。
- 自施設で取り組めそうな方法を学べた。今回の学びを病棟で伝達したい。
- eラーニング全項目の中で臨床現場にもっとも必要だった。明日から実践したい。
- eラーニング講習だけではわかりにくいこともあったが、KYTをよく理解できた。
- KYTは自部署でも行っているが、受講により効果的に行動できる。
- 様々な病院、立場であったが、意見交換できたグループワークが楽しかった。
- 現実的に行えるレベルに落とし込んだ伝達の必要があることがわかった。
- 指差し呼称の効果を職員に言い続けていくよう努めたい。
- ダブルチェックだけでなく確認方法を高めていくよう取組みたい。
- 実践の中で活用していく必要性、意識を持たせるための働きかけの大切を感じた。
- インシデントレポートでの問題解決4ラウンド法は活用したい。
- いつも行っていたKYTとやり方が違っていた(チーム行動目標と指差し呼称)。指差し呼称の正しい方法を知れた。
- 患者さんと自分自身を守るためには、チームで気を付けることと個人で気を付けることがあることがわかった。
第2回目 集合研修「RCA研修」は10月13日(土)の開催です。
(医療安全推進委員会)